2022.09.28 wed

きさらづミライマナビ旅実施レポート【清和大学編】vol.2

この度、木更津市内の大学、清和大学の学生のみなさんと教育旅行プログラム「きさらづミライマナビ旅」を実施しました!
私たちの提供しているきさらづミライマナビ旅とは、木更津市内の事業者さんのお仕事や普段からの活動を体験できる教育旅行向けプログラムです。
今回は、8月3日(水)・4日(木)にかけて実施し、1日目が金田みたて海岸での里海のプログラム、2日目がKURKKU FIELDSでの里山のプログラムという構成で行いました。

👇前回の記事はこちら👇

きさらづミライマナビ旅実施レポート【清和大学編】vol.1

2日目(KURKKU FIELDS)
■実施概要
【日時】2022年8月4日 9:45~14:30
【団体】清和大学様
【人数】30名

■スケジュール
9:45 KURKKU FIELDS到着
10:00 オリエンテーション
10:30 ウォークラリー
12:00 昼食・自由時間
13:00 農業体験
14:30 振り返り・解散

■実施内容
この日は、木更津市矢那に位置するKURKKU FIELDSにお邪魔させていただきました。KURKKU FIELDSは、「農」と「食」と「アート」が融合した複合施設で、アーティストの作品や自然の中で遊べる遊具、レストランなどがあるサステナブルファーム&パークです。

体験を開始する前に、まずはオリエンテーションとしてKURKKU FIELDSの新井さんと岩佐さんに、KURKKU FIELDSが取り組むサステナビリティや山と海のつながりに関して話してもらいました。

 

オリエンテーションが終了したら、実際に外へ出てウォークラリーを開始しました。ウォークラリーでは、クイズが書かれたマップを持ち、いくつかのグループに分かれてチェックポイントを回ります。各チェックポイントには看板があって、それに書いている情報を参考にクイズの答えを考えてもらい、最後にみんなで答え合わせをしました。

 

答え合わせが終わったらお昼ご飯を挟み、次は収穫体験へ。収穫したものは「マイクロキュウリ」と「空心菜」。みんな袋にたくさん詰めていました。

 

収穫体験のあとは、KURKKU FIELDSで使用している土や肥料、動物たちへの飼料等に関しての説明をしていただきました。畑の土には料理で提供する野菜などの使ってない部分を発酵させたものを混ぜて再使用しているそうです。下の写真の手に持っているものはその時に使用している素材のひとつの乾燥させた大豆の殻です。

 

また、畑の酸性土壌を改善したり、飼育している鶏の卵の殻を堅くしたりするために、木更津の海苔づくりの際に使用した牡蠣の貝殻を活用することを試みています。牡蠣の貝殻を活用するためにはまず細かく砕く必要があるため、今回は貝殻を砕く機械“シェルクラッシャー”を実際に使用していただきました。紐でくくった牡蠣の貝殻をみんなでバラバラにして、シェルクラッシャーを体験しました。

今回の体験が終了した後、学生さんたちによる授業の感想を先生よりいただきました。そのなかには以下のような感想もありました。

オーガニックシティ木更津というのは知っていたのですがなんだろうなと疑問に感じていたので今回学べてよかったです。海と山は繋がっていて山が豊かでないと海も豊かにならないことを知り、地球って良くできているなと思いました。地球を大切にするためにできることを工夫していかないと今の環境が変化していってしまうことを学んだので少しでも地球のため、自分達のためにできることを考えていきたいと思います。

今後も、きさらづミライマナビ旅やその他の体験を通じて多くの方にオーガニックシティ木更津とその魅力を発信して、木更津の豊かな自然と人を次世代につなげていきたいと思います。

 


 

本内容は「きさらづミライマナビ旅」の「木更津のサステナブルパーク KURKKU FIELDSで持続可能な未来に向けた取組を学ぶ」「盤洲干潟で海の恵みに触れる海苔すき体験&干潟観察」をもとに実施したプログラムになります。

👇きさらづミライマナビ旅の詳細についてはこちら👇

校外学習や修学旅行向けの新プログラム「きさらづミライマナビ旅 ~豊かな里海里山でSDGsを楽しむ~」の取扱いを開始しました。