2022.12.08 thu
きさらづDMOが地域DMOに登録されました! ~きさらづDMOのこれまでとこれから~
このたび「きさらづDMO」が、国土交通省の外局である観光庁に「地域DMO」として登録されました。
「そもそもDMOって何?」「きさらづDMOはどんなことをしているの?」
本記事では、木更津の観光を通じて地域を元気にしたい「きさらづDMO」についてご紹介します。
DMOとは?
DMOとは「Destination Management / Marketing Organization」の略称です。観光地を総括的にマネジメント・マーケティングする組織といことで、「観光地域づくり法人」と呼ばれています。
DMOは、地域の多様な関係者と連携しながら、観光地に関するデータに基づく戦略を策定し、地域の観光資源を活かした事業を実施するなど、観光を通じた地域づくりのマネジメント役として期待されている法人です。
DMOは、マネジメントする対象の範囲によって、「広域連携DMO」「地域連携DMO」「地域DMO」の3種類に分かれています。私たちきさらづDMOは「地域DMO」として活動しています。
DMO登録制度は観光庁が管理しており、DMOになろうとするが組織が地方公共団体と連携して申請することで、まずは「候補DMO」となります。その後、条件を満たすと「登録DMO」として登録されます。
「候補DMO」・・・正式に登録される前の段階のDMO
「登録DMO」・・・正式に登録されたDMO
観光地域づくり法人の登録について – 観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000049.html
きさらづDMOって?
一般社団法人木更津市観光協会 DMO推進事業部を指します。
木更津市観光協会の組織の一部であり、木更津市のDMOとしての機能を有しています。
【POINT】
- 「一般社団法人木更津市観光協会DMO推進事業部(きさらづDMO)」は令和4年10月28日に付けで「候補DMO」から「登録DMO」へと登録されました。
DMOのメリット
① 観光に関する最新情報の受け取りや共有が早い
国からの補助金や最新のトレンドなどの情報が、「DMOネット」と呼ばれるネットワークを通じてタイムリーに届きます。また、他地域のDMOとの情報交換によって、観光客増加のヒントとなるような事例も参照できます。
② 国の補助金や各種支援制度を幅広く活用できる
国は「地方創生」をキーワードに、日本の観光振興を通した地域の活性化を目指しています。そのための一つの形が「DMO登録制度」であり、DMOを対象とした補助金メニューなどが多数存在し、今後もDMOを中心とした観光振興が進められると考えられます。
観光協会とは何か違いがあるの?
観光協会は、会員の地域の事業者などへの情報提供や、イベント出店のご案内、情報の取りまとめ及び域外への情報発信など、会員の皆様を中心に運営しています。
きさらづDMOは、会員の皆様はもちろん、地域に眠っている素材を積極的に観光資源として磨き上げていきます。国などからの最新の情報やデータをもとに、トレンドをつかみながら、皆様と連携し体験プログラムなどを作り上げます。
【POINT】
- 現在、DMO登録制度のもと国の観光施策が進められており、情報提供や国の支援策などはDMOに対して迅速・幅広に行われているため、DMOがあると地域の観光にとってプラスになる。
- DMOは、地域に積極的に働きかけ、稼げる観光商品の磨け上げを行う。
- きさらづDMOは、国などからの情報や観光データをいち早くつかみ、それをもとに、地域の素材を活用した体験プログラムなどについて、積極的に提案する。
きさらづDMOのこれまで
「きさらづDMO」の体験プログラムの一部をご紹介します。
-
きさらづCAMP in MITATE
金田みたて海岸潮干狩場の芝生土地を活用したキャンプ場を運営。
-
きさらづミライマナビ旅
地域の体験プログラムを教育旅行用にパッケージングし、地域外への販売を促進。
-
きさらづシーカヤック体験
金田みたて海岸潮干狩り場の潮干狩りの営業が無い日にシーカヤックの体験を実施。
-
木更津港まつり 花火鑑賞クルージング
木更津港まつり花火大会を船上から間近に鑑賞できるクルージングを実施。
きさらづDMOのこれから
木更津の「里海」・「里山」・「駅前を中心とした街なか」の3つのエリアでの地域の素材を活かした、木更津ならではのコンテンツを磨き上げ、たくさんの方に訪れてもらえるような体験プログラムを作っていきますのでご期待ください。
観光地域づくり法人(DMO)とは? – 観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html